ブラックリスト入りする原因とは何種類かあるのですが、ブラックリスト入りしてしまうのは並大抵のことではなかなか該当しません。ブラックリスト入りするということは、消費者金融側にとって不利益となるような金融トラブルをおこした人であり、この情報はよく事故情報とも呼ばれています。ブラックになってしまうと個人信用情報機関へこの事故情報が記録されてしまい、他の金融業者もデータを調べればその個人情報と紐付けて閲覧することができるのでなかなか新規で借り入れをすることがむずかしくなってしまいます。また契約後に不利益となるような金融事故を起こされてしまっては、消費者金融側もせっかく何十万と貸し付けたお金も返ってこなくなる可能性もあるわけですから、やはりその点は慎重に行動することが多いようです。

ブラックリスト入りする原因で多いのは長期延滞です。延滞も1ヶ月程度のことなのであればまだブラックリスト入りするようなことはなく、延滞記録はまだ直接やり取りしているその消費者金融業者の中で記録されるどまりであり、他の業者にも情報共有されてしまうようなことはありません。この延滞が3ヶ月を超えると、長期延滞となりブラックリストに記録が残ります。つまり3ヶ月間、返済すべきお金を無視したとして捉えられますから、この3ヶ月の経過ということから重く捉えられてしまいます。

他にもブラックとなる理由は自己破産や債務整理の手続きをしたなども該当するのですが、これらは自力で解決できないという判断ではありますが、借金に対してなにかしらの手立てを自分が行っていますから、行動をしたという点では評価がされます。しかし延滞に関しては、その返済者がなにもせずに無視をしていた結果、長期延滞となったと思われてしまいますから、事は重大です。同じ一括りのブラックリストでも、その原因によっては業者側の捉え方も異なり、とくに長期延滞に関しては1番重く捉えられてしまうかもしれません。未だに現在でも何社か長期延滞をしている人はまず借り入れできるところはほとんど無いでしょう。

ブラックリスト入りした人でも、その問題を解決すれば一定期間後にその記録は抹消され、また個人信用情報は事故前のまっさらな状態となります。そうなれば以前と同じようにまた借り入れをしたり、銀行のローンを組んだりすることは可能になります。長期延滞をしてブラックになってしまった人も、延滞していた分をきちんと支払って問題解決すれば、その時点からだいたい5年の経過でブラックリストから抜け出すことが可能です。

延滞でブラックになってしまった人でも、その5年を待たなくてはいけないかというとそうでもなく、その期間内、つまりまだブラックの記録が残っている状態であっても借り入れすることは可能です。ブラックの人でも借金をすることができる、柔軟対応の消費者金融も存在します。